スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の内容は、
 2008年03月当時の内容ですので、今現在とは異なる内容もあります。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。

 
3月に入り、グリンデルワルトにも春のような陽気が訪れるような日々も増えてきました。
 スキーヤーやスノーボーダーも柔らかいながらも強い日差しを浴びながら滑走を楽しんでいます。

 さて、夏の時期のご旅行を計画しておられる方々にとりましては、日程等の骨格が決定し、どの町に何泊するのか、 
 そしてどのホテルに宿泊するのかという決定や、弊社まで予約手配の依頼がある頃になります。
 弊社でもこの時期に特に多いのが、山岳ホテルや山小屋の宿泊手配依頼です。
 グリンデルワルトやツェルマットの麓でなく、山の上で夕焼けや朝焼けを眺めながら、滞在したいという方々も多い 
 かと思います。
 眺望や施設等も様々見てみましたが、お勧めの山岳ホテルをご紹介させて頂きます。
 


 グリンデルワルト地区ですと眺望が一番良いのは、メンリッヘンの山岳ホテルです。
 眺望も、ベルナーオバーランド三山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)だけでなく、ヴェッターホルンやシュレックホルン、ブライトホルンや 
 その先にあるブリュームリスアルプ連峰まで眺められる事が出来ます。
 又、日当たりの状態がよく、朝焼けや夕焼けの状態が長い時間続き、ゆったりと焼けた山々を眺めて頂く事が出来ます。
 クライネ・シャイデックでも同じようにアイガーやユングフラウは、眺める事が出来ますが、山までの距離が近いので、他の山々を眺める 
 事が難しく、日の出の時間もかなり遅れてしか太陽が出てこないです。

 ホテルにしましても、メンリッヘンはこじんまりしていますから、サービスの点でもホテルのスタッフの方々の目が届きますし、とても親切
 な方々です。
 各お部屋は、山岳ホテルですので、簡素なつくりですが、シャワールームは清潔になっていますから、短い滞在をされるのであれば、

                      充分な施設だと思います。
                      食事もしっかりとした量が出てきますし、味付けも美味しいので、満足出来るかと思います。
 クライネ・シャイデックであれば、ホテルに宿泊されるよりも山小屋での宿泊がお勧めです。
 山の上ですから、調度品や家具にこだわるよりも、清潔でリーズナブルで暖かいシャワーも
 浴びる事が出来、日本の山小屋と違うシステムで宿泊されるのが、海外旅行の一番の良さ 
 だと思っていますので、眺めも良い「Grindelwald Blick」は、お勧めの宿泊施設です。
 ドミトリーと言いましても、8人や10人部屋という風に別れていますので、小グループであれば、
 他のお客さんに気にすることもなく、プライベートな感覚にて宿泊する事も出来ます。
 クライネ・シャイデックの駅舎よりも高い位置にありますので、眺めも良いですし、山の眺望だけ
 でなく、グリンデルワルトの夜景も眺められる施設です。
 私自身も色々な山岳ホテルに宿泊してみましたが、この2つは、お勧め出来る施設です。

 あと、脚力に自信があって、7月以降にお越しになられる方は、フィルストの先にある「ファウル
 ホルンヒュッテ」に宿泊されるのもお勧めです。ここからの日の出は、とってもきれいな朝焼けを
 ご覧いただく事が出来ます。

 山岳ホテルに宿泊するのは、リスクがあるとおっしゃられる方もおられます。
 せっかく混んでいる中で部屋の予約が取れたとしても、天候が当日悪ければ、素晴らしい山の
 景色を眺める事が出来なくなってしまう 
 からです。ですから、1泊でも長く滞在して頂き、その中で天気予報等をご覧になられ、天候が
 良い時に予約を行なうというのもひとつの方法です。

 どちらの方法を選択されるのかは、お客様次第ですが、クライネ・シャイデクの「Grindelwald Blick」
 は、2〜3日前でも宿泊出来る可能性が他の山岳ホテル等と比べましても高いので、ご検討下さい。

 ファウルホルンとクライネ・シャイデックのドメトリーの2箇所に宿泊出来る弊社の『グリンデルワルト・
 ハイキング・パッケージ』は、お客様からも好評を頂きましたので、昨年に引き続き、ツアーの設定を
 致しました。興味のある方は、ぜひお考えください。

 今年も当地にて皆様にお会い出来る事を楽しみにしております。

 グリンデルワルト日本語観光案内所
 上西 洋一

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