スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の
内容は、2003年11月当時の内容ですので、
今現在とは異なる内容もあります。
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。
***

 11月になりました。
グリンデルワルトから見えるアイガーにも雪がいつもみられるようになりました。
11月は、オフシーズンとなりますが、天気が良い日は、静かにのんびり、
山の景色を楽しむ事が出来るシーズンでも有ります。
夏の騒々しさが全くなくなり、山を一人占めすることも出来ますよ。

ガイドブックに出ている観光を目いっぱいしたい、という方にはお勧め出来ませんが、のんびりと
過ごしたい方にはお勧めです。
多くのホテルはこの時期、休暇にはいりますが、開いているホテルはシーズンオフ料金、人が少ない
ので混雑がない、日本語観光案内所も混んで居ないのでゆっくり案内が聞ける、、、などなど、
この時期のお得な事もありますよ。
(夏は、カウンターも混雑するので、皆様にお待ち頂いたり、一人一人の方に説明の時間が取れなく
て、ご迷惑おかけし、すいません。。。)是非、お越し下さいませ。

ところで、今年は、大掛りな線路工事のため、10月27日〜11月14日(予定)の間は、
インターラーケン・オスト〜グリンデルワルト間の電車が止まり、代わりにバスの移動となって
います。また、11月3日と4日(もしくは5日も)は、道路が通行止めとなりますのでバス輸送
も無くなります。ですから、この2日間(または、3日間)は、グリンデルワルト〜インターラーケン・
オスト間の移動は一切が出来なくなります。
唯一の方法として、クライネ・シャイデック、ラウターブルンネン経由でインターラーケンと行き来
する事は出来ますが、どうぞご注意を。

ところで、今年の夏は日本と逆で、スイスは猛暑でしたが天気も良く、観光地としては嬉しい事でした。
日本が冷夏だったので、日本からのお客様から『日本より暑い』と何度も言われました。
今年の猛暑はスイスでも、『何百年ぶりの暑い夏となり、6月の最高気温平均は、平年よりも6−7
度高く、最高気温が25度以上の日が19日もあった』というニュースが出ていました。
でも日本と比べると、やっぱり涼しい、、といえるのでは無いでしょうか?
(因みにこの25度というのは、スイスの街のことで、グリンデルワルトはもっと低かったはずです)
この猛暑のお陰で、今年は良いワインが出来るそうです。

スイスワインというのはあまり有名ではありませんが、スイスもワイン用のぶどうを沢山栽培して
います。有名なのは、レマン湖畔やヴァリス地方です。しかし、需要と比べると生産量が少なく、
スイス産ワインは、殆ど国内で消費しきってしまうので、国外に出るまでいかない…というのが知名
度がない理由です。
スイス国内での消費量は、国内産のものは勿論、ワイン消費量の約6割を輸入しているということ
です。
『今年は、猛暑の為、ワインの出来にかなりの期待が掛かっている。又、収穫は乾燥のため、例年
より少ないにもかかわらず、不景気の為、値段はあがらないだろう…』とこれも又、ニュースに出て
いましたので、2003年産のワインはとっても期待が出来そうです。
ぶどうの出来によって、この年のワインは良い悪いなど、は良く聞きますが、今年のものは格別
らしいです。
今年は、SARSやイラク戦争などで、グリンデルワルトの日本人宿泊客も昨年と比べて約35%
ダウンと発表されました。
来年は、是非、美味しいワインを楽しむことも考えて、スイス旅行は如何でしょうか?
グリンデルワルトにも必ずお越し下さいね。
スタッフ一同お待ちしております。

***
グリンデルワルト日本語観光案内所
市川 ゆり

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