スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の
内容は、2003年10月当時の内容ですので、
今現在とは異なる内容もあります。
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。
***

  10月に入り、夏の暑さがうそのように気温が下がり、かなり寒く感じる日も出てきました。
村内では、広葉樹の木々の葉が黄色に色づき始め、落葉しているものも出てきています。

グリンデルワルト村内や展望台でも夏の紫外線の強い太陽ではなく、秋の柔らかな日差し
のもとでハイキングを行っている人達の姿も多く見かけられます。
残念ながら高山植物はありませんが、まだまだハイキングは問題なく出来ますので、予定を
しておられる方も心配はありません。




村の中のレストランでは、Suser(スーサーともサウサーとも呼ばれています。)と言う飲み物がこの時期限定
にて飲む事が出来ます。
このSuserですが収穫されたぶどうからワインを作りますが、そのワインの上澄みだけを取り出してくれる飲み
物です。これが、非常に美味しいのです。
スイスにてブドウジュースの赤ジュース(Grapillon)を飲まれた方は、ご存知かと思いますが、甘くて美味しいの
ですが、味はそれに似ています
また、ワインと言っていますが、アルコールは、約1%ほどですので、アルコールが苦手な方でも少しであれば
ためして頂く事も可能かと思います。
このSuserにジビエ(狩猟)料理が秋のスイスの旬の味覚になります。
鹿肉や猪肉もレストラン等でサービスされるものは、臭みも少なく、美味しく調理されていますので、試して頂き、
旅の思い出に付け加えて頂ければ、お薦めた私としても嬉しいです。

10月には、一部のホテルが秋期休業に入りますが、ホテルはこの時期に改装工事を行なっていたり、部屋の
大掃除をしたりと冬のスキーヤーやスノーボーダー達を迎え入れるための準備を行なっていたりする大事な
時期でもあります。
冬にグリンデルワルトでスキーやスノーボードを楽しもうと思っておられる方は、もう日程等を決定され、準備を
始めても良い頃だと思います。
日本人の方々にはまだ知られていないかもしれませんが、グリンデルワルトにてホテルが建設されたりして
観光業が発達したきっかけは、世界中から訪れるスキーヤーを受け入れ始めたのが、リゾート地として発達を
してきたのです。ですから、グリンデルワルトは、夏よりも冬に訪れる観光客の数が多いのです。

特に年末年始を考えておられる方。今年は、カレンダーの配置も非常に良いので、グリンデルワルトにてスキー
やスノーボードを存分に楽しんでみようと考えませんか。
スキーやスノーボードをしない方でもウィンターハイキングやソリなどで楽しむ事も可能です。
一年の中で一番ホテルの予約が最も混み合う時期ですので、一刻も早く日程を確保して、航空券の手配を行な
えば、アイガーの麓にてスキーやスノーボードが出来ますよ!
スキーの斜面は、牛を飼っていた牧草地がゲレンデになりますので、比較的緩やかな斜面が多いですので、
ボーゲンしか滑れないという方々でもこの雄大なスキー場を楽しんで頂く事が可能です。しかも、夏とは違い、
西欧の方々が多くお越しになられる世界の中でも代表するスキー・リゾート地ですので、リゾートの雰囲気を
感じていただける事は、間違いありません。
冬のアイガーは、夏のアイガーよりもきれいです。青い空と雪の白、それに雪に覆われた岩山のアイガーの
コントラストは、世界中のどの風景よりもきれいだと思っています。

この文章を読んでグリンデルワルトを訪れたくなった方は、弊社宛てにホームページ内にある予約画面や
メール等にて弊社までご連絡を下さい。
そして、当地にてお会い出来る事を弊社スタッフ一同楽しみにしております。
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グリンデルワルト日本語観光案内所
上西 洋一

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