スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の
内容は、2002年11月当時の内容ですので、
今現在とは異なる内容もあります。
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」
スタッフからの、「ひとこと」メッセージです
 グリンデルワルトの11月は、とても静かな季節です。
冬はスキー、夏はハイキングに利用されるゴンドラ等は運休となり、多くのホテルや店も
休みになります。

ユングフラウヨッホやシルトホルンの展望台と、一部のホテルは営業していますから
もちろん観光は可能です。

この時期、こちらを訪れる予定がある方は、ぜひグリンデルワルトの村を1周歩いてみて
ください。

すぐそばに聳え立つ雄大な山々も見る角度によって形を変え、それは素晴らしい景観です。


 グリンデルワルトでの地元の名産の1つにチーズが挙げられます。

夏の放牧の時期にだけ作られるチーズで、ホーベルケーゼ(Hobelkaese)として売られて
います。
これは固いチーズのため、薄くスライスして食べます。

チーズ屋さんでホーベルケーゼを買うと、その場で薄く削ってもらえます。
こちらでは、6月末〜9月上旬にかけての放牧の時期、毎朝搾乳をし、そのミルクを使って
牛小屋でチーズ作りが行われます。

ミルクを火にかけてたんぱく質を沈殿させ、それがチーズになるのです。
その後、丸い型に入れ、寝かせます。
1つの型の重さは約10キロ。100リットルほどのミルクから作られます。
毎日、朝晩、塩水をひたしたタオルで拭くのですが、作りたてはゴムのような味しかしない
チーズが、塩で拭くことによって塩味がでてきます。

通常、1〜2年経ったものが店に並べられています。
こちらを訪れた際には、ぜひホーベルケーゼを試してみてください。

グリンデルワルト日本語観光案内所では、夏の放牧の時期、チーズ作り見学のオプショナル
ツアーを設定しています。

来夏、こちらにお越しの際には、皆様にもぜひご参加いただきたいと思っています。

皆様のお越しをお待ちしております。

グリンデルワルト日本語観光案内所
渡邉 法子

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