おやじの つぶやき

 グリンデルワルトに住む、安東一郎=おやじ が、特にテーマもなく、毎日の行動、思い、気持ち、その他を、とりとめなく、 
 つぶやくコーナーです。 多少、個人的、傾斜的、一方的、一面的、勝手気ままに書いていますが、お許しを。 
           「ご意見」は、こちらへ。
 ご批判、激励、賛同、反対、その他、なんでもOKです。 (但し、匿名のメールは無視します)
なお、  をクリックして頂くと、その日の写真が御覧頂けます。
「おやじのつぶやき」の写真一覧
「おやじのつぶやき」(2021年05月分) 「おやじのつぶやき」 表紙 「おやじのつぶやき」(2021年07月分)

2021年06月30日(水) 曇り * 6289
日本へ向かった日。
その流れを時間に沿ってお伝えします。
今後、スイスを旅行して日本へ帰国される際のお役に立てば、と思います。
06月25日から、読んで頂くと嬉しいです。
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「おはようございます!」のアナウンスもなく、静かに目覚める。(笑)
知人宅で、知人の作る朝食を頂き、テレビを見て、PCで仕事して。
昨日までの成田空港のホテルと同じ行動を行なう。
ただ、違うのは、強制隔離ではなく、自宅待機という事。
外出できないとはいえ、部屋から見る景色は、綺麗だ。
頂く料理も、美味しい。(笑)
(お弁当屋さん、ごめんなさい)

メールで健康管理の回答をして、位置情報の連絡をして、午後にはテレビ電話があって、画像を見ながら「お元気ですか?」。(苦笑)
ここから、のんびりとした時間を過ごす。
厚生労働省から届く健康状態の確認メール。
2021年06月29日(火) 曇り&雨 * 6288
日本へ向かった日。
その流れを時間に沿ってお伝えします。
今後、スイスを旅行して日本へ帰国される際のお役に立てば、と思います。
06月25日から、読んで頂くと嬉しいです。
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「おはようございます!」
今日も、元気な声でホテル内+部屋内の館内アナウンスで起こされる。(笑)
「唾液検査の容器をお配りしますので、係員からお受け取りください」と。
今日は、入国して3日目。
出所の日である。(検査が陰性であれば・・・)笑

15分後
「唾液検査の容器を係員が集めにきますので、それまではドアーを開けないでください」と、次のアナウンスが。
検査容器を渡して・・・さあ、どうする?
検査結果が判明するのが多分、午後3時ごろ。
陰性となればすぐにホテルの部屋を明け渡して、午後4時のバスに乗る事になる。
もし、検査が陰性でない場合は、再度検査しなおして陰性となれば、午後6時のバスに乗る事が出来る。
それでも、陰性でなかった場合は、更に3日間の隔離となる。
私は、スイスでワクチン接種も行なっているし、毎日の体温測定も36.2度と平熱だし、ほぼおそらく陰性となるだろうから、午後4時のバスに乗れるだろう。
といっても、出発まではまだ7時間も時間がある。
8時過ぎには、
「今から朝食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」とのアナウンスが。
全ての部屋に配り終えると、
「今からドアーを開けて、朝食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンスが入る。
朝食のお弁当を食べて、テレビ見て、PCで仕事している。
また、8時には、体温を計ってスマフォで知らせる。
その後、厚生労働省から「健康確認のお願い」のメール(アンケート)が届き、そこに記入し返信する。
と、いつものようなスケジュールが流れてゆく。
昼食もお弁当。
お弁当の食事は、これで最後となるが、計9回のお弁当の食事を頂きました。(感謝)

そして、出発の準備を行なう。
荷物を片付け、連絡が来るのを待つ。
午後3時過ぎ、部屋の電話が鳴る。
すると
「陰性の結果が出ました。午後4時のバスは、すぐに出発出来ますので、荷物を持ってロビーへとお越しください」とのこと。
はや〜〜。
1時間前なのに・・・
で、出発準備は出来ているので、荷物を持ってロビーへ。
借りていた体温計とルームキーを返して、チェックアウト。そして、専用のバスに乗車。
3日間の滞在費用は、全て日本政府の負担(日本国民の税金)となっているので、お金を支払う事はない。
同じ日に入って来た他の同乗者と一緒に成田空港へ。
空港に着くと、そこで自然解散である。
(誰も係員は居ない)

私は、予約してあるレンタカー会社の窓口に向かい、レンタカーを運転して都内の知人宅へ。
(公共機関の利用は禁止となっているので)
この知人宅で、これから11日間の自宅待機となる。
なお、自宅待機中でも、ほかの場所に行っていないかを確認する「位置確認の連絡」と、テレビ電話による本人確認。そして、健康調査の連絡がメールで
入る事になっている。

成田空港到着から色んな体験をさせて貰った。
なかなか経験できない事。
3日間の強制隔離も、そんなに苦痛ではなかった。
でも、「シャバの空気と料理」は、旨いなぁ〜〜(笑)
成田空港に、再び。 東京オリンピック2020。
2021年06月28日(月) 曇り&晴れ * 6287
日本へ向かった日。
その流れを時間に沿ってお伝えします。
今後、スイスを旅行して日本へ帰国される際のお役に立てば、と思います。
06月25日から、読んで頂くと嬉しいです。
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「おはようございます!」
今日も、元気な声でホテル内+部屋内の館内アナウンスで起こされる。(笑)
「今から朝食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」との事。
全ての部屋に配り終えると、
「今からドアーを開けて、朝食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンスが入る。
朝食のお弁当を食べて、テレビ見て、PCで仕事している。
8時には、体温を計ってスマフォで知らせる。
その後、厚生労働省から「健康確認のお願い」のメール(アンケート)が届き、そこに記入し返信する。

しばらくすると、
「今から昼食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」との事。
全ての部屋に配り終えて、
「今からドアーを開けて、朝食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンス。

ある時間になると、「入国者健康管理センター」からテレビ電話が入る。
私が、元気にしているか。どこにいるか。(ちゃんと記載した場所に居るかどうか)、などを画面を通じて確認するのだ。
(勝手に出掛けてはいけない事になっているから)
無事でいることを確認したら、テレビ電話は終了する。

テレビを見て、PCのキーボードを叩いていると、
午後5時。
「今から夕食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」とのアナウンス。
その後、
「今からドアーを開けて、夕食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンス。
1日3食、今日も無事に食べさせて頂いている。

今日も、私は部屋の中で、殆ど動かないで、テレビを見て、パソコンのキーボードを叩いていた。
今日も私は「ブロイヤー」状態である。(笑)
そして2日目が終わった。
日本は、ムシ暑そうだ。 夕食もお弁当です。
2021年06月27日(日) 晴れ&曇り * 6286
日本へ向かった日。
その流れを時間に沿ってお伝えします。
今後、スイスを旅行して日本へ帰国される際のお役に立てば、と思います。
06月25日から、読んで頂くと嬉しいです。
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「おはようございます!」
午前7時の館内アナウンスでたたき起こされた。(笑)
「今日、退所される方は、唾液を取って、係員に渡してください」との事。
3日前に入って来て、今日、出所する(?笑)乗客への案内アナウンス。

部屋の中で大声で響く。
あ〜あ、びっくりした。

8時には、体温を計ってスマフォで知らせる。
その後
「今から朝食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」との事。
結局、全ての部屋に配り終えて
「今からドアーを開けて、朝食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンスが入ったのが、午前9時。
1時間も掛かったのだ。
スタッフの皆さんも大変だよね。
これを毎日24時間交代でやっているんだから。
ドアノブに朝食のお弁当が吊り下げてあった。
中身は、幕ノ内弁当、サラダ、飲み物2個。

私は、久し振りの日本のテレビのワイドショーに釘付け。(笑)
スイスには、朝からこんな番組はやっていないし、誰も見ないだろう。
また、「入国者健康管理センター」からのメールに、スマフォで返信しなければならない。
(ちゃんと、そこにいるかどうか?・・・の確認である)

午前11時。
「今から昼食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」とのアナウンス。
1時間後には、
「今からドアーを開けて、昼食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンス。

私は、東京オリンピックの代表選考を兼ねた陸上の日本選手権大会がNHKで放映されていたので、それを見た。
なんだかんだと言っても、参加する選手にとっては、オリンピックは重要である。
出れるか出れないか・・・・彼らにとっても、人生の中での大きな出来事である。

午後5時。
「今から夕食を配りますが、絶対にドアーを開けないでください。配り終わったらまた連絡します」とのアナウンス。
1時間後には、
「今からドアーを開けて、夕食を受け取ってください。食べ終わったごみは、分別してドアーの外に置いてください」とアナウンス。
1日3食、食べさせて頂いている。
日本政府(国民)の税金で、のんびりと過ごさせて頂いている。
申し訳ない。

FBで誰かが言っていた
「監禁は、いかがですか?」って。(笑)

部屋の中では、殆ど動かないで、テレビを見て、パソコンのキーボードを叩いている。
まるで私は「ブロイヤー」状態である。
ブクブク太りそうだ。
困った困った・・・・(笑)

そして1日目が終わった。
昼食のお弁当。 陸上の日本選手権大会をテレビで観戦。
部屋からは飛行機も見える。 いつもはDVDで見るテレビ番組もオンタイムで。
2021年06月26日(土) 晴れ&曇り * 6285
日本へ向かった日。
その流れを時間に沿ってお伝えします。
今後、スイスを旅行して日本へ帰国される際のお役に立てば、と思います。
06月25日から、読んで頂くと嬉しいです。
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一旦4席を使って眠った。
ふと目を覚まとチューリッヒ空港を出発してすでに5時間が経過している。
(やっぱり横になって眠ると、良く寝れる)笑
起きてからは、色んな映画(ビデオ)を見る。
やがて、朝食が配られる。
成田到着まで、あと2時間ほどになっている。
朝食のメニューも、いつもと同じ。
そして、午後5時ごろに成田空港に無事到着した。
(いつもは午前8時ごろの到着だが、今日は午後5時である)

到着後、機内アナウンスが流れる。
「前方より15人づつ機内から降りて行きます」とのこと。
一番最後の席に居る私は、一番最後となる。(苦笑)
機内から出ると、あのモワ〜〜とした日本の空気。
建物内に入ると、係員の誘導で、いつもとは違う反対側へと向かう。
(いつもは出口。つまり、入国検査があり、荷物が出てくる場所の方向なのだが)

案内されて行くと、番号の書いてある椅子が適度な感覚で置いてあって、そこに座わって待つ。
ここで、係員がコロナ検査や日本入国に必要な書類があるかどうか、確認する。
前方から順番に検査があるようだ。
私が乗って来た飛行機の前にも別の到着便があると、当然、ここで同じように待つわけだ。
20分ほど待って、順番に前方にと移動する。
ここでも15人程度のグループで、検査会場に向かう。
まずは、「誓約書」の提出。
更に、出発時に受けた「PCR検査証明書」の提出。
そして、唾液を出して専用の容器に入れて係員に渡す。
それらの作業を順番に、係員の指示に従い、行なってゆく。
男女の係員が3〜5m置きに立っていて、それぞれ誘導してくれる。
勿論乗客はみな、初めての事なので、何が何だか分からないまま、ベルトコンベアー式に進んでゆく。(笑)
係員も、検疫所から派遣されたスタッフと、警備会社からのスタッフと居るようだ。
中には、ボランティアもいるだろう。
彼らは、通常の日本語ではない、カタコトの日本語を話しているスタッフも多かった。アジア系だなと思う。
みな、親切に対応はしてくれる。
皆、マスク姿とビニールの服(?)を全身に羽織っている。
まるで「疫病が蔓延しているハリウッド映画の1シーンの様子」だ。
(ただ、最近は、通常のテレビニュースでも病院内や特別に設置された建物内は、このような画像がよく流れるが)
次に、アプリをスマフォにインストールしているかどうか?の作業をする。
必要なアプリは4種類あって、「位置情報確認アプリ」「ビデオ通話アプリ」「接触確認アプリ」そして「健康状態の報告」をメールでしなければならない。
インストールの仕方は、分からなければ、スタッフが丁寧に教えてくれるし、手伝ってもくれる。
もし、スマフォを持っていない場合は、ここでレンタルしなければならない。
勿論、有料である。(以前、WEBで調べたら、確か1日1、000円だったと思う)

これらの作業が終わると、乗って来た飛行機の便名、検査証明書ありのスタンプ、滞在していた国名、3日間強制隔離するホテルの部屋
(何人か?シングルルームか?喫煙者か禁煙者か?)、を記入された書類を持って、座席番号を指示された椅子に座って待つ。
文章で書くと短いが、これらの作業を順番で行なうわけで、機内を降りてから時間にして、すでに約2時間は掛かっている。
そして、唾液の検査結果を待つこと・・・・・待つこと・・・。
自分の番号が呼ばれると、陰性の場合、そのまま入国審査へと進むわけだ。
陽性だと、病院へ直行となる。

同じ飛行機で着いても、早目に番号が呼ばれて出て行く人も居る。
これは、多分、スイスからの乗客ではなく、別の国からやって来てチューリッヒ空港で乗り換えて日本に入って来た乗客の場合だと思う。
その乗客が滞在していた国によって、日本への入国制限が異なっている。
例えば、同じヨーロッパでも、3日間の強制隔離を成田でしなければならない場合は、アイルランド、スイス、ルクセンブルク、イタリア、スウェーデン、
ベルギー、オーストリア、スペイン、デンマーク、フランス、ポルトガル、オランダ、ドイツだけの国々から来た場合である。
イギリスからだと、6日間の強制隔離となっていて、その他の国からは強制隔離の義務はない。
なので、その他の国から飛行機でスイスに飛んできて、乗り換えただけだと強制隔離せずに日本へ入国できる人も居るわけだ。
同じ飛行機で乗って到着しても、このように対応が異なって来る。
私は、なかなか呼ばれない。
私の周辺に、他の乗客も同じ状況で待っている。

さてさて・・・・待つこと、待つこと。1時間、2時間、そして3時間・・・・。
番号が呼ばれないまま、3時間が経過した。
ほとんど最後のグループになった頃、「みなさん、今から番号をお呼びした方、お越しください!」と案内が。
殆どそこに残っていた全員の番号が呼ばれ、列になって入国審査の方向に歩く歩く。
入国審査はガラガラの場所でパスポートを機械にかざして、顔認証を行ない、やっと入国出来た。(ヤレヤレ)
(今は、言わないと押してくれない入国スタンプを押してもらう。これが無いと免税店での買い物ができないのだ)
そして、いつもの階段を降りると預けた荷物を受け取れる場所に。
ほとんど全員のスーツケースが残って、置かれている。
税関検査では「申告するものはないですか?」「別送品はないですか?」「タバコ、香水は買ってませんか?」といつもの質問。
「ありません」と答えて外へ。
外で、また全員が集まるのを待つ。
あっ!
分かった。
あれだけ待たされた理由が。
3日間の強制隔離をされる同じホテルに向かう乗客が、一定数集まるまで待たされたのだ。
1日の内に何回かバスを動かし、移動する事が決まっていて、それに合わせて待たされるのだ。
でないと、それぞれ順番で出て行くと、スタッフも居ないし、専用車も頻繁に動かせない。
(なんたって、強制隔離される人間が、自由に動いちゃいけないんだから・・・)苦笑
そう言えば、待っている間にスタッフが、待っている家族とかグループに話しをしていた。
「ツインが取れないのでシングルでも良いですか?」とか「ご家族ですが、ホテルが分かれるけど良いですか?」とか聞いていた。
みんなが待っている間、スタッフの人たちは、ホテルの部屋探しをしていたんだろう。
毎日、何十、何百という乗客が日本に入って来る(帰国する)のだから。
それらの人間(乗客)が、どこから到着して、何人家族で、どういうグループで、とは、成田空港の検疫者のスタッフは知らないだろう。
乗客が到着してみて、初めて分かる事。
そこからホテルの部屋探しが始まるのではないだろうか?
しかも、飛行機の到着時間が遅いと、ホテルの空部屋も数が少なくなっているだろう。
全てがクリアになるまで、我々は待たされたのではないだろうか?
検査結果は、もっと早い時間に分かっていたのだろうけど・・・と、思う。
待っている乗客の中に、文句というか、「どうしてこんなに時間がかかるの?」と、質問している女性がいた。
係員は「申し訳ございません」と謝るばかりだが。
女性の気持ちも分からんでもないが、係員も指示されて行なっているだけのだろう。
こういうときって、辛いよね。
そして、最後のグループは、まとまって出口に出て、更に全員が集合するまで待って、外に止まっている貸し切りバスに乗車して、隔離されるホテルへと
向かう。
ホテルは、空港周辺にあるホテル。(多分、どこのホテルも同じように「隔離ホテルに指定」されているのだろう)
貸し切りバスは、運転席との間も、座席も窓も、透明のビニールシートに包まれている。
やっとホテルに着くと、スーツケースなどを出すまで車内で待たされる。
その後、ホテルのチェックイン。
専用のデスクが10か所ほどあり、仕切り板の向こう側にはスタッフが居て、名前の確認、滞在中の過ごし方、その他の注意事項を説明してくれる。
体温計も貸してくれて、毎朝体温を測って、アプリで知らせるようにと言われる。
それが終わると、夕食のお弁当を渡されて、係員がロビーからエレベーターまで誘導してくれる。
エレベーターを降りると、別の係員が居て部屋まで誘導する。
これらは、ホテルのスタッフなのか? 検疫所のスタッフなのか?・・・不明。

部屋に入ると、まずはスマフォで「位置情報アプリ」で、現在位置を入力する。
(これで、隔離乗客は間違いなく、隔離ホテルの部屋に入った事が証明されるのだ)
部屋のドアーには、「自分の部屋から出ないでください」「お食事の配布中は、絶対にドアーを開けないでください」「唾液が出にくい場合は、耳の下〜顎の
下をマッサージしながら、口の中に唾液を溜めてください」と、書かれた札が貼ってある。
大変だね。
この時の時間は、すでに午前0時丁度。
成田空港に飛行機が到着してから7時間が経過していた。
いやぁ〜〜〜〜〜時間は掛かるとは想像していたが、まさか7時間も掛かるとは・・・・
想像以上の時間だった。
で、お弁当を食べて、やっとお風呂に入って、汗を流してベッドに入ったのは、午前1時30分だった。
朝、グリンデルワルトを午前6時に起きてから、1日過ごし、11時間の飛行機に乗って、成田空港で7時間待たされて・・・・
何時間動いていたんだろう?
いやぁ〜〜参った、参った。(苦笑)
機内のモニター(現在位置) 到着した(乗って来た)スイス・インターナショナル160便。
まずは、ここで待たされる。 必要な書類類。
透明のビニールで覆われた貸し切りバス。 部屋に入ったのは、すでに午前0時。
2021年06月25日(金) 晴れ&曇り * *
日本へ向かう日。
その流れを時間に沿ってお伝えします。
今後、スイスを旅行して日本へ帰国される際のお役に立てば、と思います。

私の乗る飛行機は、スイス・インターナショナル160便、成田行き。
昔は午後1時ごろの出発だったが、コロナの影響で現在の出発時間は異なっていて、今日は午後10時40分である。
本来なら出発の2時間前に空港でチェック・インなのだが、私はPCR検査(コロナテスト)を空港の「コロナ・テストセンター」で受ける事にしているので早目に行く。
(昨夜、WEBでチェックインを済ましているので飛行機のチェックインは済み。しかも、座席も指定済みである)

本当は、地元のインターラーケンにある「コロナ・テストセンター」でもコロナテストを受けることが出来る。
その場合、出発の72時間以内の時間を予約して、テストを受けて、その後テスト結果がメールで送られてくる。
そうすれば、早目に空港に行かなくても済むのだが、料金は250フラン(約30,000円)掛かる。しかし、空港で受ければ149フラン(約18,000円)で済む。
この差12,000円は大きい(笑)
ネットで調べると、空港のテストセンターは、最近は混んでいて1時間30分も待った・・・というコメントもある。
(ワクチン接種が進んで、スイス人も海外に旅行できるようになったので、テストを受ける観光客が増えたせいである)

空港のテストセンターでは、受付時間によって結果の発表時間が異なる。
テストを受け付けてから5時間後に結果が分かる事になっている。
私の場合、飛行機の出発時間が10時40分なので、その2時間前の午後8時40分前までには、結果を知らなければならない。
すると、テストセンターでは「午後1時45分までにテストを受けると午後7時には結果が出る」事になっていて、1時45分までには行かなければならない。
しかし、最近は1時間30分も受付待ち時間があるというので、午後12時ごろには空港に行かねばならない。
グリンデルワルトを午前10時15分に車で出発。
途中、問題もなく2時間15分後の12時30分にはチューリッヒ空港に到着。
早速、テストセンターのあるターミナル2へ向かう。
(チューリッヒ空港には、合計3か所のテストセンターがあり、それぞれ料金が微妙に違う)

行ってみると、「えっ!?」。
長い行列はなく、ガラガラ状態。(笑)
受付は、まず簡易カウンターで。
ここで受けたい種類のワクチンを(PCR検査以外に、簡単な検査もある)言って、料金の149フランを支払う。
ただ、ここで「到着30分前までに飲み物は飲んでいないか?食べ物は食べていないか?」と聞かれる。
ドライブ中にコーヒーを買って飲んだので、その旨伝えると、「じゃ、15分待ってから」とのこと。
あらら、飲まなきゃ良かったと、後悔。(苦笑)
15分待ってから、次の受付へ行く。
私は、あらかじめWEBサイトで名前などの情報を予約(入力)していたので、すぐにOK。
(していなければ、その場で改めて名前、生年月日、パスポート番号などの自分の情報を言わなければならない)

テストは、唾液を専用の容器に入れて、係員に渡すだけ。
これで終了。(掛かった時間はたったの10分ほど)
あとは、5時間後のテスト結果を待つだけ。
もし、陽性だったら病院に直行。日本行きは中止となる。
時間が有り余っているので、チューリッヒ市内に車で出る。
そこで、買い物をしたりウィンドーショッピングしたり、そして昼食などを取る。
やがて、チューリッヒ空港に戻る。
時間はあるのだが、ここでまた時間を潰す。
午後6時過ぎに結果がメールで届いた。
「陰性」である。これで日本行きはOKとなる。
再び、テストセンターに行く。
テスト結果をメールで貰ったのだが、日本到着時に成田空港で提出する、日本政府発行の日本様式にサインとスタンプを押して貰わなければならない。
それを告げると、係りの男性は、「分かった分かった」と軽く言って、「ここで待っていてください」と中へ。
大丈夫なのかな〜?・・・と心配して待っていると、10分ほどして
「はい、どうぞ」と書類を返してくれた。
ちゃんとPCで作られた日本様式の書類に、名前やパスポート番号などの必要事項がちゃんと書かれてある書類に日付とサインがある。
これは、日本人だけ(あるいは、日本に入国する者だけ)の特別な様式なのだが、しっかりと連絡されてあり、ここのPCにも登録されているのだ。
さあ、これで安心。

ちなみに、日本到着時に必要な書類がある。
コロナテスト検査証明書、質問票、誓約書、アプリのダウンロードであり、これらは到着前にしておかなければならない作業である。

スイス・インターナショナルのカウンターでのチェックインは、普通通り。
しかも、WEBチェックインしているので簡単である。
WEBチェックインしたボーディングパス、パスポートとコロナ検査表の提示がある。
2つの大きなスーツケースも預ける。
午後10時40分発の成田行きは、この日はラストから2番目の出発だった。
(ちなみに、ブラジルのサンパウロ&ブエノス・アイレス行き、南アフリカのヨハネスブルグ行きと成田行きの3本が同じ出発時刻で、10時45分発がラストの
イスラエルのテルアビブ行きの飛行機だった)

ガラ〜〜ンとした空港。
まあ、こんな遅い時間に飛び立つのは余りないのだが。
搭乗ゲートのE34番周辺は、最後に飛び立つ飛行機が集まっている。
私がゲートに着いたのは、搭乗3時間前の午後7時40分。(早すぎる・・・苦笑)
やがてパラパラと乗客の姿が。
国際結婚した家族連れが3〜4組。
小中学生のようなグループが。みなバイオリンのような楽器を持参している。コンサートか?或いは、こちらに留学中か?
一人参加客が数名。若い男女のカップルが数名。

まずは、簡易カウンターでの受付。
ここで、パスポート、ボーディングパス、それに日本政府への誓約書のコピー(QRコード)と、コロナの検査表の提示が必要である。
誓約書のコピーをしていないと、ここでアプリのインストールなどの作業をしなければならない。
その後、搭乗の開始である。
私は、元々混んでいないと思ってはいたが、あえて最後(後方)の方の席を選んだ。
窓側をやめて、真ん中の4席の部分にした。
(今の、スイス・インターナショナルの飛行機は、座席配置が3,4,3となっているボーイング777ー300ERである)

結局、50名ほどの搭乗者で、音楽の子供達はビジネスクラスに!?。
家族連れはエコノミーだが前の方の座席に座り、後方にはほぼ私一人だけだった。
(途中で移動して来た男性がいだが)
真ん中4席に寝る事が出来る。

定刻よりも10分早く午後10時30分にチューリッヒ空港を出発した。
機内では、新しい飛行機なので、モニター画面も綺麗で、全てタッチパネルでの表示となる。
機内誌はない。イヤホンと枕、毛布は座席に置いてある。
CAさんは、普通の数だけ居るが、日本人スタッフは居ない。
みな、マスク姿である。
(勿論だが、空港内も機内も、どこでも、マスクは着用義務がある)

午前0時ごろに夕食が運ばれ、それを食べて、ビールとワインを飲んで、映画を見ずにまずは、寝ることに。(笑)
4席に横になって寝るために、わざわざこの席にしたのである。(笑)
時間もすでに午前1時をまわっている。
なが〜い1日だった。
空港内のコロナテストセンター ガラガラのEターミナル
スイス・インターナショナルのボーイング777の機内 機内食
*
2021年06月25日(金) 晴れ&曇り * 6284
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ&曇り。
朝の気温は、プラス13℃。
ちょっと肌寒い。

今日から私、安東一郎は、日本へ向かいます。
1か月後に迫った東京オリンピック&パラリンピックのボランティアとして働きに行きます。
日本からの観光客はスイスに入国できるようになりましたが、日本に戻ると3日間の強制隔離(空港周辺のホテルにて)があり、その後14日間の自宅隔離が
ありますが、それは勿論、納得済みです。
オリンピックの開会式前から、関係者が日本にやって来るので、その為に早くボランティアの仕事が始まります。
ちなみに、私の仕事は、フィールドキャストでは、専用車による送迎がメインの私の仕事です。
そして、東京都のシティ・キャストにも参加するので、代々木の国立競技場周辺での仕事もあります。
もし、この「おやじ」を見掛けた時には、お気軽に声を掛けてくださいね。
(見掛けは怖くて、とっつきにくいでしょうが、実は優しい「おやじさん」なんです)笑
明日からは、日本滞在記をお送りします。
お楽しみに!(笑)
ビール大好き!おやじです。
2021年06月24日(木) 曇り&雨 * 6283
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り&雨。
朝の気温は、プラス13℃。
朝方は肌寒い。

今日は良い日となった。
なぜなら、我が家の長女(安東仁子=にこ)が、スイスの司法試験に合格したのである。
ベルン大学法学部を卒業し、地方裁判所や弁護士事務所で見習い(研修)を行ない、そして国家試験の受験となる。
しかも、司法試験に2回落ちると、もうチャンスがなくなってしまう。ベルン州では。
スイスは日本とは順番が異なるし、3月からの長い試験だった。
その司法試験に合格したのである!!。
やった〜〜!(笑)
一人前の弁護士として、これから仕事を始めることが出来る。
やれやれ・・・(笑)
良かったよかった!
我が娘。安東仁子です。
2021年06月23日(水) 晴れ * 6282
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス15℃。
先週まで暑かったのに、今週は気温が低い。

ニュースから・・
『06月23日、スイス連邦内閣は、新型コロナウイルス対策の大幅な緩和(2021年06月26日以降適用)を閣議決定しました。
1: 屋外におけるマスク着用義務の廃止
(1)公共の屋外エリア、レジャー施設及び飲食店のテラス席におけるマスク着用義務が廃止されます。
 公共交通機関の場合、プラットホーム(地下を含む)、停留所、地下道や陸橋、ホールやアーケードなど、少なくとも両側に大きな開放部分が
 ある全ての場所は屋外エリアと見なされます(マスク着用義務が廃止)。
 他方、通路やショッピングエリアを含む鉄道駅地下の閉鎖的な施設、待合室など(チューリッヒ中央駅の地下空間等)は、屋内エリアとみなされ
 引き続きマスク着用義務があります。
(2)屋外におけるマスク着用義務は廃止されますが、スイス連邦保健庁(BAG)の新型コロナウイルス対策に関する推奨事項は引き続き適用され、
 1.5mの社会的距離を確保できない場合はマスク着用が強く推奨されます。
 屋内エリアでは、誰が予防接種を終えたか、誰が新型コロナウイルスの罹患から回復したかを確認することができないため、一般的なマスク
 着用要件が適用されます。

2: 職場等におけるマスク着用義務の廃止
 職場及び後期中等教育機関におけるマスク着用義務が廃止されます。
(1)雇用主は、引き続き新型コロナウイルスの感染から従業員を保護する義務があり、職場においてマスクを着用する必要がある場所や時期を
 決めることとなります。
(2)後期中等教育機関においては、各州当局が新型コロナウイルス対策に関する責任を負うこととなります。

3:ホームオフィスは義務から推奨事項へ
 ホームオフィスの義務は廃止され、推奨事項へと変更されます。これにより、職場内において定期的に新型コロナウイルス検査を行う(場合は
 ホームオフィスの義務が免除される)という要件は廃止されます。

4: 対面授業に関する制限の廃止
 新型コロナウイルスの定期的な検査を要件とすることなく、専門教育、成人教育、高等教育機関等における対面授業の人数制限が廃止されます。

5: 店舗等における(顧客1人当たりの)面積要件の廃止
(1)店舗、レジャー施設及びスポーツ施設における(顧客1人当たりの)面積要件が廃止され、収容能力を最大限に利用することが認められます。
(2)ウォーターパークの再開が認められます。
(3)なお、コロナ証明を入場の条件としないイベント、施設等は、入場者数が収容能力の3分の2までに制限されます。

6: 飲食店における1テーブル当たりの人数制限の廃止等
(1)飲食店における1テーブル当たりの人数制限が廃止されます。
(2)ただし、屋内エリアにおいては、現行と同様に着席のみでの飲食が義務付けられるとともに、客同士の距離を確保する必要があります。
 飲食店側は、引き続き連絡先情報の収集義務がありますが、1グループ当たり代表者のみとなります。客は、着席時を除きマスク着用が
 義務付けられます。
(3)屋外エリアにおいては、人数制限や着席義務が廃止されますが、客同士の距離を確保する必要があります。
 なお、この場合飲食店側は、連絡先情報を収集する義務はありません。

7: ディスコ及びクラブの再開
 (入場者を)コロナ証明を持つ人に限定する条件の下、ディスコ及びとダンスホールの再開が認められます。
 また、コロナ証明を持つ人のみに入場が認められる全ての施設と同様に、マスク着用義務はありません。

8: イベントにおけるコロナ証明の使用(各制限の廃止)
 (参加者を)コロナ証明を持つ人に限定するイベントの場合、マスク着用義務を含む各制限が廃止され、2021年06月26日以降、参加者が
 1万人以上のイベントの開催が認められます。
 ただし、新型コロナウイルスの感染防止コンセプトとして、コロナ証明を持つ人に限定する方法を定める必要があるとともに、参加者が1,000人を
 超えるイベントを開催する場合には、各州当局による許可が必要となります。

9: コロナ証明を入場の条件としないイベントの要件
(1)屋内外を問わず着席形式の場合の参加者は、最大1,000人まで。
(2)立席形式や移動を伴う場合の参加者は、屋内においては250人まで、屋外においては500人まで。
(3)屋内外を問わず入場者は、会場収容人数の3分の2まで。
(4)屋内においては、飲食物提供エリアでのマスク着用が義務付けられるとともに、指定されたエリアでのみ飲食が認められます。
 なお、着席形式の場合は、連絡先情報の収集が義務付けられます。
(5)屋外においては、マスク着用義務はありません。
(6)参加者自身がダンスをするイベントやコンサートは禁止されます。

10: 私的イベント
 私的イベントの参加人数は、屋内においては30人まで、屋外においては50人までとなります。

11: 見本市の再開
(1)屋内における参加者が1,000人未満の見本市の再開が認められ、(来場者1人当たりの)面積要件は廃止されます。
(2)コロナ証明を入場の条件とせずに実施する見本市は、屋内エリアにおけるマスク着用が義務付けられ、飲食は指定されたエリアのみで
 認められます。

12: スポーツ・文化活動
(1)屋外におけるスポーツ・文化活動に係る制限が廃止されます。
 ただし、屋内活動については連絡先情報の収集が義務付けられます。
(2)マスク着用義務及び社会的距離の確保義務並びに収容力の制限は廃止されます。

13: ワクチンの有効期間を12ヶ月に延長
(1)スイス国内で使用認可を受けたmRNAワクチンの有効期間を延長し、接種完了から12ヶ月の間有効となります。
 これは、スイス連邦ワクチン委員会の勧告に基づく措置であり、これにより接種完了者は(スイス入国の際、接種完了後)12ヶ月間連絡先
 情報の提出及び検疫義務が免除されることとなります。
(2)EUのデジタルコロナ証明に合わせ、新型コロナウイルスの罹患から回復した者は、6ヶ月間検疫義務が免除されます。
 また、簡易抗原検査による陰性証明の有効期間は、現行の24時間までから48時間までに延長されます。

14: 薬局及び小売店での自己検査
 薬局及び小売店において、検証済の自己検査キットが購入可能となります。
 ただし、スイス連邦政府が費用を負担する1人当たり1か月に5回分の自己検査キットは、引き続き薬局でのみの入手となるほか、新型コロナ
 ウイルスのワクチン接種を受けていない人又は新型コロナウイルスに罹患していない人に限定されます。

15: スイス入国措置の緩和
(1)シェンゲン協定加盟国からスイスへ入国する者に対する検疫義務が廃止されます。
(2)スイス入国の際の新型コロナウイルス陰性証明取得義務は、空路で入国する人に限定され、かつ、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了
 した人又は新型コロナウイルスの罹患から回復した人は対象外となります。
(3)第三国からスイスへ入国する新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人に対する入国制限が緩和され、査証免除によるスイス入国が
 再開されます。
 (参考:スイス連邦移民庁関連ページ)
 https://www.sem.admin.ch/sem/de/home/sem/aktuell/einreisebeschraenkungen-drittstaaten.html

16: スイス入国時の検疫措置
(1)スイス入国時に検疫措置(自己隔離)等が必要となる対象国・地域のリストは、今後スイスにとって懸念される変異株がまん延する国・地域
 のみとするべく、リストの改訂作業が進められる予定です。
 (参考:本領事メール配信時におけるスイス入国時に検疫措置(自己隔離)等が必要となる対象国・地域のリスト)
 https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100201376.pdf
(2)新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人又は新型コロナウイルスの罹患から感染した人は、
(1)の国・地域からのスイス入国であっても、ワクチンの有効性が保証される限りにおいて、陰性証明取得及び検疫義務が免除されます。
 スイスで承認されたワクチンは、デルタ株に対して有効性が若干下がるものの、高いレベルの感染防止効果を提供される、とのことです。

17: スイスのコロナ証明の国際的な互換性
 スイス連邦内閣は、シェンゲン協定加盟国としてEUデジタル証明に関する2つの規則の適用に係る措置を実施し、スイスのコロナ証明が
 EUによる承認を受けるための手続きを開始しました。
 なお、2021年7月1日以降、6週間の移行期間中において、EU/EFTA域内で追加的な証明形式が認められる可能性が高いため、渡航者は、
 渡航に先立ち各国における正確な入国要件を確認することが重要となる、とのことです。』

色々と、緩やかになったスイスである。
2021年06月22日(火) 曇り * 6281
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス15℃。
「JIB通信」というメルマガを世界中に向けて発信する。
スイスへ日本人観光客が入国出来るようになったビック・ニュースをお知らせするために。
2021年06月21日(月) 晴れ * 6280
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス18℃。

ニュースから・・・
『スイス、日本から入国可に。 自己隔離も不要。  6/21(月) 21:42配信    共同通信  【ジュネーブ共同】
 スイス政府は21日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて導入していた入国制限の対象国から日本を除外した。
日本からスイスへの観光目的での訪問が可能となり、入国後の自己隔離措置も不要。
空路で入国する場合は到着72時間以内のウイルス検査の陰性証明が必要となっている。
 スイスは02月08日から入国規制措置を強化し、日本からは長期滞在許可保持者などを除き、入国ができなくなっていた。
最終更新:6/21(月) 21:58 』
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfc86fe17ebd58d8277d06b0e3237c90953a7aad

つまり、
06月21日(月)より、日本からスイスへの観光目的での入国が可能となりました。
そして、スイス入国後の自己隔離措置も不要です。
日本から空路で入国する場合は、到着72時間以内のウイルス検査の陰性証明が必要となりますが、成田空港など飛行機に乗る前に取得している
はずなので、飛行機で到着した日本人客は、それでOKのはずです。
しかも、入国後の自己隔離することもないので、そのままスイス国内旅行をする事が出来ます。
ようやく、この夏からのスイス旅行が可能となります。

但し、スイス旅行後、日本に帰国すると、日本側では「3日間の空港周辺での強制隔離」があり、その後「12日間の自宅でのスティホーム」を
しなければなりません。
午後12時過ぎの我が家から見えるグリンデルワルト村とアイガー。
2021年06月20日(日) 晴れ * 6279
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス20℃。
暑くなったなぁ。
お休み。
間もなく日本へ行くための準備を行なう。
2021年06月19日(土) 晴れ&曇り * 6278
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ&曇り。
朝の気温は、プラス16℃。

今日は、子供達が帰って来て、久し振りに全員集合となったので、家族でハイキングへ。
行き先は、近場の「ベーレック小屋」へ。
フィングシュテック・バーンに乗って標高1391mのフィングシュテックへ。
ここからハイキング。384mの登りである。
途中、羊の大群と遭遇。
羊たちは、牧草地の移動中だった。
約1時間30分でベーレック小屋に到着。
ここで、ビールを飲んで休憩。
その後、同じ道をフィングシュテックへと戻る。帰りは、約50分。
ここのレストランで昼食。
ここは、私(安東一郎)の原点であるレストランである。
(ここでのアルバイトから、安東一郎のグリンデルワルトの人生が始まった場所である)

食後、ここに出来た「フライ・ライン」で遊ぶ。
ブランコのように座って、林間の中をまわるもので、なかなか面白い。
そんなに急でもなく、激しい乗り物ではないので、子供でも安心して楽しめるものである。
約350mの距離を、2分30秒間で動く。

今日のハイキングの様子は、いずれ安東一康(あんどういっこう)の「ユーチューブ」でご覧頂けます。(笑)
お楽しみに!
Simple and More - YouTube
家族4人でハイキング。 羊さん達の大移動。
ベーレック小屋からはフィッシャー氷河が見える。 安全ベルトを締めて乗る「フライ・ライン」
2021年06月18日(金) 晴れ * 6277
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス18℃。

今日もテレビの撮影予定だったのだが、行く予定の山の展望台から見るアイガーなどの山々が雲で隠れて見えない。
しかも、風が強くてドローンが飛ばせない・・・などの理由で、撮影は中止に。
まあ、天候だけには勝てない。

雨が降らずに、毎日暑い気温なので、モヤというかガスというか、山々がボワ〜〜〜と見える。
これで、夕立でも来れば、空気が一変して、綺麗になるのだが。
午後4時20分ごろの我が家から見えるグリンデルワルト村とアイガー。
2021年06月17日(木) 晴れ * 6276
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス18℃。
気温がドンドンと上がって行く。
夜でも気温が下がらずに、寝る時も暑いくらい。
まるで日本の夏のような気候である。
ただ、ひなたは暑くても、日陰に入るとす〜〜とするので助かるが。

今日も「TBS 世界遺産」の撮影である。
まずは、アイガー・エクスプレスでアイガーグレッチャー駅に上がる。
そして、登山電車(ユングフラウ鉄道)の走りを撮影する。
その後、クライネ・シャイデックまで歩いて下りながら、同じく登山電車の走りやアイガー、メンヒ、ユングフラウなどの山々を撮影する。
クライネ・シャイデックでも、雄大な景色や走行する登山電車(ヴェンゲルンアルプ鉄道)を撮る。
アイガーグレッチャーからクライネ・シャイデックへのハイキング・コースは、途中残雪のある場所もあるが、スニーカーでも歩けるほどになっている。

そして、再び、アイガーグレッチャーまで電車で上がり、アイガー・エックスプレスでグリンデルワルト・ターミナルへと降りて来る。
現在、クライネ・シャイデック〜グリンデルワルト間の登山電車は1時間に1本しか走っておらず、グリンデルワルトへ下るには、
アイガーグレッチャーまで電車で上がって、アイガー・エクスプレスを使ってグリンデルワルト・ターミナルまで下るほうが時間的には早いのだ。
(コロナが終わって、観光シーズンになれば、もっと本数を増やすだろうが)

グリンデルワルトでも、登山電車の走りを撮影して、終了。
いや〜〜毎日、暑いな〜〜〜(苦笑)
新しいアイガーグレッチャー駅と登山電車。 ユングフラウ鉄道(バックにクライネ・シャイデック)
まだ雪の多いアイガー北壁。 アイガーをバックにヴェンゲルンアルプ鉄道。
2021年06月16日(水) 晴れ * 6275
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス17℃。

今日も「TBS 世界遺産」の撮影である。
まずは、メンリッヒェンのゴンドラ・バーンでメンリッヒェン山頂へ。
ここで、アイガー北壁、メンヒ、ユングフラウ3山の景色などをドローンで撮影する。
ここはまだ雪が残っていて、ようやくクロッカスやアネモネなどの群生が咲いていて綺麗だった。
但し、クライネ・シャイデックへのハイキング・コースは、まだ雪が多いので、通行禁止となっている。

その後、大型ロープウェイでヴェンゲンに降りて、歩いてラウターブルンネンへと下って行く。
途中、ラウターブルンネンの谷(U字谷)の撮影を。
ここは、あの「アルプスの少女ハイジ」(アニメ)の冒頭シーンで、ハイジが大きなブランコに乗っている時の背景画として使われている。
ラウターブルンネンにあるヨーロッパで2番目に大きな滝と言われている「シュタウブバッハの滝」を撮影。
ここは、滝つぼのない滝として有名だ。(小さいごみの事を、シュタウブと言う)
その後、ラウターブルンネンの谷あいを撮影して、終了。
今日も、暑かった〜〜〜〜。
アネモネの群生。メンリッヒェン山頂にて。 ヴェッターホルンをバックに。残雪も多い。
ラウターブルンネンの谷(氷河が削ったU字谷) シュタウブバッハの滝
2021年06月15日(火) 晴れ * 6274
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス15℃。

今日から、日本のテレビ番組である「TBS 世界遺産」の取材が始まった。
例年だと、日本からディレクター氏、カメラマンさん、技術屋さんなどのスタッフがやって来て取材するのだが、コロナの為に日本人のスイス入国は
現在不可である。
よって、スイス人のスタッフを使っての撮影(取材)となる。
3年半ほど前に、やはり同じ「TBS 世界遺産」で、新春の日の出を撮影したスイス人のカメラマンが居るので、その彼に仕事をお願いする。
前回は、「SHOT OVER」という高級カメラをヘリコプターに装着して撮影したのだが、今回はドローンでの撮影が中心となる。
2017年12月03日 をご覧ください)

今日は、まず朝からユングフラウヨッホ行の登山電車に乗り、トンネル内の窓(シュトーレンロッホ)で下車。
ここは一般開放されておらず、特別に許可を得た場合のみ、臨時で電車が止まり、降りることが出来る。
ここは、アイガー北壁の一部であり、小さな出口から外に出れる場所である。
先に来ていた登山ガイド氏が、降り積もった雪を除雪し、撮影するためのスペースを作ってくれている。
ここで、まず第1回目のドローンでの撮影を行なう。
そそり立つアイガー北壁を身近に撮影できる場所で、迫力がある。
その後、ユングフラウヨッホに登山電車で登り、アレッチ氷河の出だし部分である氷河の上での撮影。
登山ガイド氏とザイルで結んでアレッチ氷河を歩く。
大きなクレバスの真横などを歩いての撮影。
(先日も、再々放送された「NHK 世界トレッキング紀行」で女優の手塚理美さんが、ラストに涙した、あの場所である)

その後、ヘリコプターで移動して、アイガーとメンヒの中間にある場所(稜線)で撮影。
ここでも大きなクレバスを身近に見ながら歩く。
更に、ヘリコプターで飛んでアレッチ氷河の中央辺りにある「コンコルディア・ヒュッテ」に降り立ち、3つの氷河が合流する場所を撮影。
そして、アレッチ氷河の末端近くに飛び、氷河を歩くシーンを撮る。
最後に、「エッギスホルン」(アレッチ氷河の後半にある展望台、標高2869m)へ行き、ここからの雄大な景色を撮影。
そしてラウターブルンネンのヘリポートへと帰って来た。
午後8時までの撮影だったが、天気が良いのと、日が長いので遅くまで撮影可能なのだ。
いや〜〜氷河の上も暑かった〜〜〜。今年一番の暑さだったかも。
お陰で、日焼けと照り返し焼けで、顔は真っ黒になってしまった。(苦笑)

ちなみに、この「TBS 世界遺産」アレッチ氷河は、08月15日に放送予定です。
ぜひ、ご覧ください。
アイガー北壁にある「シュトーレンロッホ」。 氷河の上(新雪が積もっているが)を歩く。
「コンコルディア・ヒュッテ」から見るアレッチ氷河。 2名の登山ガイド氏、パイロット氏と、氷河の上で記念撮影。
2021年06月14日(月) 晴れ * 6273
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス14℃。
午前中は事務所で、午後は自宅で仕事。
観光シーズンもゆっくりと始まっており、グリンデルワルトを訪れる観光客の数も増えている。
いいことだ。
2021年06月13日(日) 晴れ * 6272
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス15℃。

ここ最近、天気の良い日が続く。
そのために、酪農家による牧草の草刈り作業が、グリンデルワルト一帯で盛んに行なわれている。
牧草には、草花も多いので、草刈りの際に「花粉」が飛び散る。
これが、花粉症の人にとっては、苦痛である。
1年で最も嫌な季節だという人も居る。
花粉症の人にとってみれば、そうだろうな〜とも思う。
ちなみに、我が家も私以外の全員が花粉症である。
あ〜あ。
農家による草刈り作業が盛ん。 メッテンベルグ
2021年06月12日(土) 晴れ * 6271
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス13℃。
日曜大工の日。
気温が一気に上がっており、日中は、暑い熱い!
ただ、日本のように湿気がないので日陰に入るとす〜〜とするし、嫌な感じは身体には感じないが。
それにしても、暑い熱い。(笑)
2021年06月11日(金) 晴れ * 6270
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス15℃。
午前中は事務所で、午後は自宅で作業を。
日曜大工のように、ペンキ塗りとか、あちこちの修繕とか。
コロナのお陰で、自宅の修復、修繕、その他の作業がしっかりと出来る。(苦笑)
草花と牧草が伸びて来た。 我が家のベランダに咲くゼラニウムとアイガー北壁
2021年06月10日(木) 晴れ * 6269
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス11℃。

ニュースから・・・
『欧州連合(EU)、域内旅行を自由に移動できる共通証明書の発行開始、デジタル証明のQRコードで     2021年06月10日
 欧州連合(EU)は、今夏のバケーションシーズンを控えて、域内を自由に移動できる共通証明書の発行を承認した。
現在は、各国で異なる入国基準を適用しているため、旅行再開に向けて混乱が生じると懸念されていた。
 AP通信によると、この証明書は、ワクチン接種の完了、検査よる陰性、感染から回復したことを証明するもの。
「EU Digital COVID Certificate」のQRコードを含む証明書の発行は各国が行い、他国とのデータ共有は行われない。
 有効期限は2021年07月01日から12ヶ月間。
すでに、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ギリシャ、ポーランドなどはこの仕組みを試験的に導入している。
 EU域外からの入国については、日本を含めた8カ国が渡航規制解除国リストに追加されているが、入国要件については各国が決定する。 』
https://www.travelvoice.jp/20210610-148974

という。
これが出来れば、スマフォに情報を入れるだけで、楽に観光旅行が出来る。
良いことだ。
午前09時過ぎの我が家から見えるグリンデルワルト村とアイガー。
2021年06月09日(水) 晴れ * 6268
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス15℃。
徐々に気温が上がっている。
山々の雪も溶けてきている。
天気が良いと、観光客の数が増える。
昨年よりも訪れる観光客の数が多いような、そんな気がする。
ヨーロッパ各地のワクチン接種も進み、今年は観光客の気持ちが、昨年よりも安定しているのかもしれない。
2021年06月08日(火) 曇り * 6267
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス14℃。
今日も、午前中は事務所での仕事を。
午後は、自宅での仕事を行なう。
そして、「JIB通信」(メルマガ)を発信する。
2021年06月07日(月) * 6266
今日のグリンデルワルトの天気は、久し振りの雨模様。
朝の気温は、プラス14℃。
午前中は事務所。
午後は、自宅での仕事を行なう。
「JIB通信」(メルマガ)を発信する。
2021年06月06日(日) 晴れ 6265
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス13℃。

今日も素晴らしい青空の天気。
日曜日なので、朝から多くの観光客などがやって来ている。
「グリンデルワルト・ターミナル」駅では、「アイガー・エクスプレス」(大型ゴンドラ)に乗る為の長蛇の列が出来ている。
また、グリンデルワルト村内にもスイス以外の国々からのナンバーを付けた車が多く見られる。
例えば、オランダ、ポーランド、ドイツ、スロバキア、イタリア、など。
そして、多分ヨーロッパに住んでいるんだろうが、中国人、韓国人、アラブ人などの人々の姿も見るようになった。

「今月の写真を、どうぞ。
午前10時頃の我が家から見えるグリンデルワルト村とアイガー。
2021年06月05日(土) 晴れ * 6264
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス16℃。

ニュースから・・・
『仏、日本の観光客は隔離免除 独も陰性証明で受け入れへ   6/5(土) 10:58配信

 フランス政府は04日、夏の観光シーズンに向け、日本など7カ国からの観光客らについて、到着後7日間の自主隔離を免除するなど受け入れを
09日以降に本格的に再開すると決めた。
ドイツも04日、日本からの観光客について、ワクチン未接種でも新型コロナウイルス検査の陰性証明書があれば06日から受け入れると決定した。

 フランスで規制が緩和されるのは、「緑」に分類された日本や豪州、韓国などで、新型コロナ感染が比較的制御できているとみなされた。
ワクチンを2回接種した証明書か、搭乗前72時間以内の陰性証明書のどちらかがあれば観光目的でも入国できる。
欧州連合(EU)域内からの入国者も同様の運用にする。

 米国や英国、中国など大半の国は「オレンジ」に分類され、ワクチン接種していない観光客は入国できない。
インドや南アフリカは「赤」に分類され、ワクチンを受けていても、入国はやむを得ない事情がある場合に限られる。
色の分類は感染状況に応じて見直される。

 フランスでは人口の4割にあたる2、700万人以上が少なくとも1回接種を受けた。
国内では外国人旅行客でも無料でPCR検査を受けられる。
09日からは国内の規制も緩和し、飲食店はテラスだけでなく店内でも営業ができるようにする。
 一方、スペインやイタリアは、ワクチン接種を条件に日本などからの観光客を受け入れる方針を5月に明らかにしており、観光業の本格再開を
目指している。
EUは今月03日、観光など不要不急の渡航を認める国のリストに日本を加えていた。
 ただ、欧州の国々から日本に帰国する際には隔離が必要で、観光客増加にすぐに結びつくわけではなさそうだ。
(パリ=疋田多揚)   最終更新:6/5(土) 11:17  』
https://news.yahoo.co.jp/articles/36698f8b73be2de0d1c5a1cb83e3731765a4dff8

スイスのお隣りである、フランスとドイツが日本人観光客の受け入れを06月06日、または09日から許可する訳だ。
スイスは、まだか?
グリンデルワルト駅前(半袖の姿も) 村内バスとメッテンベルグ
2021年06月04日(金) 曇り * 6263
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス14℃。

オーストリアのウィーンに住む、知人からのお知らせです。
『安東一郎様
その後いかがお過ごしでしょうか。
下記のようにオンライン講演を実施いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
Ipp常子

アルブレヒト・デューラー生誕550周年記念講演(オンライン)
アルブレヒト・デューラーの生涯とアルベルティーナ美術館
06月19日(土) A:09:00 〜10:20  または B:10:40 〜 12:00

 今年2021年はアルブレヒト・デューラー生誕550周年です。
これを機に、アルブレヒト・デューラーの作品や彼の作品を多く所蔵していますアルベルティーナ美術館をご案内致したいと思います。
しかしコロナ禍での現状を考慮し、従来のウォーキングツアーではなく「アルブレヒト・デューラーの生涯」というテーマで講演(オンライン)を
企画いたしました。

 アルブレヒト・デューラーは北方ルネッサンスを代表するドイツの画家です。
彼は当時、ヨーロッパで最も繁栄した都市ニュルンベルクで1471年に誕生し、金銀細工師の父親から若くして版画や銅版画などを学びましたが、
15歳の時、ニュルンベルクの著名な画家 ミヒャエル・ヴォールゲムートの弟子となり工房で働き、画家を目指してヨーロッパを遍歴。
イタリアには2度も修業の旅に出かけています。
特にイタリアでは最先端の絵画技術を学び、二回目のヴェネチア滞在中に描いた『若きヴェネチアの貴婦人』は大変有名です。
 中世の時代には版画や絵画などは芸術と言うよりか職人扱いで低く見られていましたが、デューラーの高度な技術力によって、イタリアの芸術の
ように高く評価されるようになりました。
またイタリア・ルネッサンスから正確な遠近法なども取り入れ、ドイツ・ゴシックの伝統や更にネーデルランド絵画の特徴など融合させ、
ドイツルネッサンスに独自の様式を造り上げ、西洋美術の発展に大きな影響を与えました。

 彼は自分の名前の頭文字など組み合わせて、史上初のモノグラムを使用。
ニュルンベルクの天才画家と言われたデューラーはどのような功績を残したのでしょうか。
彼の傑作と言われる『野兎』をはじめ、水彩画や版画の代表作についてご案内致します。
 また若いころ、修業の為に出かけたいと思っても先立つものがなかったころ、ハンスという友達とお互い将来について語っているうちに、ハンスは
ある提案をしたのです。その後、ハンスを思い出し、1508年『祈りの手』を描いたのです。
この絵の背景には愛情物語が秘められています。二人の愛とは・・・・・???
彼らのエピソードを交えながら、彼の傑作などご案内致します。ぜひご家族でご参加ください。

参加費: 無料
申込み締切日: 06月18日(金)午前中
申込み先: ipp@kabsi.at
お申し込みの際には、参加者のお名前、メールアドレス、ご希望(A またはBグループ)をお知らせください。
参加者には06月18日までに入室に必要なミーティングID やパスワードをご連絡いたします。
A: 09:00 〜10:20 (ウィーン時間)  16:00〜17:20 (日本時間)
B: 10:40 〜12:00 (ウィーン時間)  17:40〜19:00 (日本時間) 』

という事です。
お時間のある方は、ご覧になりませんか?
ご質問、その他は、Ipp常子(つねこ、いっぷ)さんに、直接お問い合わせください。
アルブレヒト・デューラー作 『祈りの手』 アルベルティーナ・ミューズの間
2021年06月03日(木) 曇り 6262
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス14℃。
気温も上がって来て、晴れると日中は、暑い熱い。

ニュースから・・・
『EU、日本の観光客解禁 解禁基準緩和、条件満たす     6/3(木) 22:08配信

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は03日、日本からの観光客など不要不急の渡航者受け入れを解禁したと発表した。
新型コロナウイルス感染が一定程度抑え込まれていることが理由。
EUは夏の観光シーズンを前にした5月に、感染状況など解禁の基準を緩和。日本が条件を満たしていると判断した。
 ただ入国管理は加盟国の権限で、自主隔離や陰性証明書を求めることも含め、日本発の渡航者を実際にどう扱うかは加盟国が個別に判断する。
EUは今回の発表は「勧告」だが、加盟国はその内容を「実施する責任がある」としている。
最終更新:6/3(木) 22:14 』
https://news.yahoo.co.jp/articles/d03c085cd34413cdd8106f51ddd586895cd5c558

EUが認可する事になれば、やがてスイスでも可能になるだろう。
その日は、いつだ!?
2021年06月02日(水) 曇り 6261
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス14℃。

今日は、息子の一康(いっこう)と一緒に、久し振りの「ユングフラウヨッホ」へ行く。
最後に登ったのは、2019年11月11日に妙高市の中学生訪問団(グリンデルワルトと妙高市は、友好親善都市となっている)以来の約1年半ぶりで
ある。(昔は、1年間に300回ほど登った記録も持っているのだが・・・苦笑)

まず、「グリンデルワルト・ターミナル」駅から朝一番の「アイガー・エクスプレス」に乗って「アイガーグレッチャー」駅へ。
新しく広くなっている「アイガーグレッチャー」駅。
昨冬のスキーシーズンには、何度かやって来たが、夏のシーズンは初めてである。
今年は気温が低く、雪が溶ける速度も遅いので、駅舎の外にはまだまだ多くの雪が積もっている。

「ユングフラウヨッホ」行き電車の入口(ゲート)を抜けて1階下の乗り場(ホーム)へ。
朝早い電車だが、すでに優先乗車の予約をしている客が多かった。
我々は、予約なしだが、十分に座って行ける。
時期的な事もあるが、乗客のほとんどが、おじさんおばさんとおじいさんとおばあさんたちだった。(苦笑)
それも、ほぼスイス人である。

「クライネ・シャイデック」から登って来た登山電車は、「アイガーグレッチャー」駅の建物の外のホームに到着し、数人の乗客を載せる。
我々は「アイガーグレッチャー」屋内駅が始発である登山電車に乗る。そして、この2つの電車が同時刻に同じ線路を走って登って行く。
(今までも「クライネ・シャイデック」からは、2つや3つの電車が、同時刻に出発し、少し離れながら「ユングフラウヨッホ」へと登って行ったのと
同じである)

トンネル内の「アイガーヴァンド」駅には、もう数年前から止まらなくなっている。
これは、止まる回数を減らして少しでも早く「ユングフラウヨッホ」へと乗客を到着させるのが、ユングフラウ鉄道の考え方である。そのために、
「アイガー・エクスプレス」」という高速の大型ゴンドラバーンを作り、高速で走る登山電車も次々と導入しているのである。
メンヒの山の中腹にある「アイスメール」駅で5分停車。
ここの大きな窓からは、眼下に「フィッシャー氷河」「グリンデルワルト・下氷河」などが眩しく見える。そして前方には「シュレックホルン」と
「ヴェッターホルン」が。
更に、左の方向には日本人の槇有恒氏が寄贈した「ミッテルレギ小屋」の2代目の山小屋が肉眼でも見える。
「アイガーグレッチャー」駅を出て約26分で「ユングフラウヨッホ」駅に到着。(昔は約50分掛かった)
「グリンデルワルト・ターミナル」駅からスムーズに乗れれば約50分で到着する。

「ユングフラウヨッホ」駅内が少し変わった。
登山電車の到着ホームは1番か3番ホームで、「クライネ・シャイデック」方向に下る電車は、通常3番ホームである。
団体客が前方の方の車両に乗り、個人客は狭いトンネルと通路を通って車両に行くようになっていた。
ところが、ホームが無かったので、乗る為には「どっこいしょ」とステップを登らなければならなかったのだが。
今は、降車ホームの反対側(今まで乗り込んでいた方)に、新しいホームが完成した。
つまり、「どっこいしょ」としなくても、スムーズに乗り込めるようになった。(笑)
更に、電車に乗る為のゲート(入口)も新しくなり、「クライネ・シャイデック」方向の電車乗り場と「アイガーグレッチャー」駅方向の電車の乗り場が
分かれた。「クライネ・シャイデック」駅方向は1番ホームへ。「アイガーグレッチャー」駅方向は3番ホームとなった。
なので、下山する際には、要注意である。

「ユングフラウヨッホ」内のアトラクションは、特に変わらないが、時期的にまだ夏のアトラクションはやっていない。
スフィンクス展望台、アレッチ氷河、アルパイン・センセーション、氷の宮殿、そしてプラトーなどは、同じである。
食事もサービス・レストランもセルフサービス・レストランも、05月31日からスイス全国的に店内での営業もOKとなったので、着席して食事する事が
出来る。(それまでは、テイクアウトのみだったので、着席などは出来なかった)
KIOSKや、土産店、チョコレートショップなども通常通りの営業を行なっている。

帰りは、新しいゲートから「クライネ・シャイデック」行の電車に乗り、「クライネ・シャイデック」で電車を乗り換えて「グリンデルワルト」へ。
普段、「アイガー・エクスプレス」を使って「ユングフラウヨッホ」へと通勤している息子は、帰りの電車の利用を
「いや〜〜遅いな〜〜」と、ブツブツ言っていた。
「いやいや。このスピードが丁度良いんだよ」と、おやじは言う。(笑)

「今日の写真」を、どうぞ。
「アイガー・エクスプレス」(ターミナル駅にて) 「アイガーグレッチャー」屋内駅(始発駅)のホーム
2021年06月01日(火) 晴れ * 6260
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス11℃。
暖かくなって来た。
季節は、6月。
今年も、半年となる。速いな。
グリンデルワルト・クラブニュースの作製を行なう。